京都大学(松本紘 総長)の研究グループは、財団法人高輝度光科学研究センター(以下JASRI)との共同研究により、選択的な分子の取り込みが可能な半導体ナノチューブを作製することに成功しました。これは、北川宏 理学研究科教授および大坪主弥 同研究員らによる研究成果です。
活性炭やゼオライトに代表される吸着剤は、分子を取り込み吸着する役割を果たす物質であり、物質内部に多数の小さな穴(細孔)を有することから「多孔性物質」と呼ばれています。最近では、活性炭やゼオライトに比べて高いガス選択吸着性を示す「多孔性金属錯体」が高効率分離・濃縮機能を有する多孔性物質として注目され、第3の多孔性材料として世界中で研究開発が進められています。他方、カーボンナノチューブは、その導電性や高い耐久性から電子デバイス材料への応用が進められていますが、最近では内部にナノメートル(10億分の1メートル)サイズの細孔を持つことから吸着剤としての応用も期待される物質です。しかし、カーボンナノチューブは高温(1000℃以上)を必要とするその作製法が原因で、サイズや形状を制御することが困難でした。
今回、上記研究グループは、金属イオンや有機分子からなる金属錯体をパーツとして組み上げるボトムアップ法に着目し、対角方向の直径がおよそ1.5nmで形状が完全に揃ったナノチューブを室温下で合成することに世界で初めて成功しました。このナノチューブは、内部に細孔を持っており、水やアルコールといった蒸気を選択的に取り込む機能を持つことがわかりました。さらに、この物質は半導体的な性質を示し、構成要素を組み替えることによってその電子的性質を幅広くコントロールできることも分かりました。
以上の研究成果は、多孔性材料を用いた新しいセンサー材料や電子デバイスとしての応用につながることが期待されます。
なお、本研究は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 チーム型研究(CREST)の研究領域「ナノ界面技術の基盤構築」における研究課題「錯体プロトニクスの創成と集積機能ナノ界面システムの開発」(研究代表者 北川宏教授)の一環として、また大型放射光施設SPring-8の利用研究課題として行われたものです。
本研究成果に関する原著論文は、英国科学誌「Nature Materials」のオンライン版に平成23年2月27日18時(英国ロンドン時間)に掲載されました。
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2011年2月28日月曜日
2010年9月10日金曜日
現役大学生初の快挙! 教育学部の広瀬章人さんが将棋7大タイトルの『王位』を獲得(2010年9月3日)【早稲田大学】
将棋のタイトル戦・第51期王位戦(七番勝負)の第6局が9月1、2日、神奈川県秦野市で行われ、挑戦者の広瀬章人六段が深浦康市王位を破り、タイトルを奪取しました。広瀬さんは教育学部数学科に在学中で、現役大学生が将棋の7大タイトルを獲得するのは初の快挙です。
広瀬さんは東京都出身で、2005年にプロ入りと同時に早稲田大学に入学。強者がしのぎを削るプロの世界と学生生活を両立させながら棋力を磨き、09年には、本学政治経済学部に在学中の中村太地四段との“早大生対決”となった新人王戦決勝で勝利するなど、着実に成長を続けてきました。
タイトル初挑戦となった今回の王位戦は、2勝2敗で迎えた5、6局で、同じ局面が4回現れる「千日手」の指し直しになるという大熱戦となりましたが、広瀬さんが激しい攻防を制して連勝し、4勝2敗で深浦王位を破りました。王位戦は、故・大山康晴さんや中原誠さん、羽生善治さんら将棋界の頂点に立った棋士が連覇を果たしたタイトル。広瀬さんの今後のさらなる活躍が期待されます。
【広瀬さんのコメント】
伝統のある王位戦を獲得できて、とても嬉しく思っています。タイトルは7つもありますので、もっともっと多くのタイトルを獲得できるような棋士になれるよう、努力を続けていきたいと思います。
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広瀬さんは東京都出身で、2005年にプロ入りと同時に早稲田大学に入学。強者がしのぎを削るプロの世界と学生生活を両立させながら棋力を磨き、09年には、本学政治経済学部に在学中の中村太地四段との“早大生対決”となった新人王戦決勝で勝利するなど、着実に成長を続けてきました。
タイトル初挑戦となった今回の王位戦は、2勝2敗で迎えた5、6局で、同じ局面が4回現れる「千日手」の指し直しになるという大熱戦となりましたが、広瀬さんが激しい攻防を制して連勝し、4勝2敗で深浦王位を破りました。王位戦は、故・大山康晴さんや中原誠さん、羽生善治さんら将棋界の頂点に立った棋士が連覇を果たしたタイトル。広瀬さんの今後のさらなる活躍が期待されます。
【広瀬さんのコメント】
伝統のある王位戦を獲得できて、とても嬉しく思っています。タイトルは7つもありますので、もっともっと多くのタイトルを獲得できるような棋士になれるよう、努力を続けていきたいと思います。
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2010年4月25日日曜日
スタンフォード大学SCTIと「イノベーション・ダイアローグ2010」を開催しました。(2010年4月16日)【京都大学】
ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)とスタンフォード大学技術革新センター(SCTI)は、VBLにおいて、「イノベーション・ダイアローグ2010」を開催しました。
2006年からイノベーション教育、イノベーター育成、そしてイノベーション・テクノロジー展開等の視点から、本学VBLとスタンフォード大学SCTIが継続的に開催してきたものです。年々の累積によって、新しいグローバル時代の世界的な知的リーダーの育成を担いつつあります。
今年度は、スタンフォード大学の学生・教職員約30名が来学し、まず松重和美 VBL施設長(工学研究科 教授)の歓迎挨拶に続き、 A・ホルバートスタンフォード大学SCTI所長、エンマニュエル・オセイ・カウファー氏(映画監督・スタンフォード大学 SCTI卒業生)の挨拶がありました。引き続き、イノベーションの創出を全体テーマに、松重施設長による「京都大学VBL&Kyoto-Carプロジェクト」、高橋智隆 ロボット・クリエーター(株式会社 ロボ・ガレージ CEO)による「未来を創造する新しいロボット」、そして水谷英二 CGプロデューサー(株式会社 プロダクション・アイジー)、本間潤樹 CGディレクター(株式会社ジーベック)による「ジャパン・アニメ:2D3D-CGハイブリッド・イ二シァティブ」の講演と実演等を行いました。
これらに即発され、スタンフォード大学学生と本学大学院生・学生共々「グローバル・イノベーション・パワー」について熱き議論・質疑応答が交わされ、世界の新リーディング世代の共通関心課題として、「グローバル・イノベーション」の波が大きく動き出す機会となりました。
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2006年からイノベーション教育、イノベーター育成、そしてイノベーション・テクノロジー展開等の視点から、本学VBLとスタンフォード大学SCTIが継続的に開催してきたものです。年々の累積によって、新しいグローバル時代の世界的な知的リーダーの育成を担いつつあります。
今年度は、スタンフォード大学の学生・教職員約30名が来学し、まず松重和美 VBL施設長(工学研究科 教授)の歓迎挨拶に続き、 A・ホルバートスタンフォード大学SCTI所長、エンマニュエル・オセイ・カウファー氏(映画監督・スタンフォード大学 SCTI卒業生)の挨拶がありました。引き続き、イノベーションの創出を全体テーマに、松重施設長による「京都大学VBL&Kyoto-Carプロジェクト」、高橋智隆 ロボット・クリエーター(株式会社 ロボ・ガレージ CEO)による「未来を創造する新しいロボット」、そして水谷英二 CGプロデューサー(株式会社 プロダクション・アイジー)、本間潤樹 CGディレクター(株式会社ジーベック)による「ジャパン・アニメ:2D3D-CGハイブリッド・イ二シァティブ」の講演と実演等を行いました。
これらに即発され、スタンフォード大学学生と本学大学院生・学生共々「グローバル・イノベーション・パワー」について熱き議論・質疑応答が交わされ、世界の新リーディング世代の共通関心課題として、「グローバル・イノベーション」の波が大きく動き出す機会となりました。
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2010年2月3日水曜日
ジョン・V・ルース駐日米国大使が講演会を開催【早稲田大学】
1月29日、ジョン・V・ルース駐日米国大使が国際会議場・井深大記念ホールで講演し、日米同盟は平和の礎であると語り、「東アジアにおいて半世紀にわたり平和をもたらしてきた事実を誇りに思っていい」と日米関係の重要性を強調しました。
早稲田大学は、半世紀以上にわたり米国の高等教育機関と協力関係を築いてきました。2007年には日米研究機構を設置するなど、近年、教育・研究 面での米国との良好な関係は深まるばかりです。ルース大使の「今後を担う若い学生が、日米同盟の議論の一端を担うことは重要」との思いから、本学での講演 会が実現しました。
講演は「日米同盟-今後も変わらぬその重要性」と題して行われました。ルース大使は、早稲田大学が研究などを通じて「アジアの安定と発展に尽くし ている」と評価し、「教育を通じた交流が日米にとって重要である」と述べるとともに、「アメリカと日本は世界でもっとも革新的な二国」であり、「更に関係 を拡大・深化させていきたい」と話しました。
講演の最後に、「永続する同盟と友情を保ち、50年前の安全保障条約の調印者たちのビジョンに立脚した年にしたい」と締めくくると、会場を埋め尽くした約450名の観客から大きな拍手が送られました。
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2009年11月22日日曜日
国際交流会館修学院本館入居者懇親会を開催しました。【京都大学】
国際交流会館修学院本館で、松本紘 総長を迎え、修学院本館入居者の懇親会を開催しました。
この懇親会は、会館主事の主催によるもので、入居中の外国人研究者や留学生に加え、地元の山端自治会関係者、修学院小学校の先生方、日頃会館で映写会や日本語教室等、文化交流のボランティア活動を続けている方々を招き、会場は150名を越える参加者で熱気に溢れました。
懇親会では、松本総長の挨拶、吉川潔 理事・副学長による乾杯の発声の後、談笑の輪が拡がりました。途中、修学院小学校の先生方によるバンド演奏もあり、日頃同じ宿舎に住みながらも親しく交流する機会の少なかった入居者が、相互の理解を深め合う絶好の機会となりました。
西村周三 理事・副学長による閉会挨拶の後も、参加者たちは名残を惜しむように、ロビーや廊下で懇談していました。
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この懇親会は、会館主事の主催によるもので、入居中の外国人研究者や留学生に加え、地元の山端自治会関係者、修学院小学校の先生方、日頃会館で映写会や日本語教室等、文化交流のボランティア活動を続けている方々を招き、会場は150名を越える参加者で熱気に溢れました。
懇親会では、松本総長の挨拶、吉川潔 理事・副学長による乾杯の発声の後、談笑の輪が拡がりました。途中、修学院小学校の先生方によるバンド演奏もあり、日頃同じ宿舎に住みながらも親しく交流する機会の少なかった入居者が、相互の理解を深め合う絶好の機会となりました。
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