2009年6月27日土曜日

センシングWebプロジェクト ~プライバシを考慮したセンサ情報の利活用技術~【京都大学 09/06/11】

近年、さまざまな場所に防犯カメラや人感センサが設置されています。これらの情報がインターネットで見られるようになれば、「今、新風館は混んでい るかな?」などを自宅や職場から確認することができて便利です。しかし、防犯カメラの映像は、そこにプライバシ情報を含むため、そのままインターネットへ は公開できません。そこで本プロジェクト"センシングWeb"では、これらのセンサ情報をプライバシを保護しながら公開・利用する方法について、文部科学 省の支援を受けて京都大学、和歌山大学、大阪大学、筑波大学、九州大学、豊橋技術科学大学、名古屋大学、京都産業大学が研究を行っており(研究代表者:美 濃導彦 学術情報メディアセンター長)、以下の2点を目的とした、実際の公共環境での実証実験を実施しています。
  1. 開発した技術の実環境における性能評価
  2. 実社会におけるセンシングWebの有効性の評価

展示スペースの開設

 6月12日(金曜日)より新風館(京都市左京区姉小路下ル)の2階でプロジェクトの展示スペースを開設し、安心センサのデータを閲覧できるWebサイトをご覧いただけます。


連携協定に基づく奈良県との連携事業が決定 ―本学の知的資源を県政の課題に活用【早稲田大学 09/06/17】

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学校法人早稲田大学(総長:白井勝彦)は、奈良県との間で2008年12月22日より、相互に協力し、学術・文化、地域社会の発展と人材育成を目的として包括連携協定を締結新規ウィンドウで開きますしております。

 協定を契機に、本学の知的資源を県政の課題に活用すべく、奈良県庁内各部局から提案された連携テーマを受けた協議を県と続けてまいりました。その結果、このたび、事業化の可能な下記の5つテーマを選定致しました。
 
6月から各テーマごとに事業を進めており、連携による成果については、県の施策に反映するとともに、奈良まほろば館などで積極的に発表の場を設けることを検討しております。

「グローバルCOEプログラム」の教育研究拠点数が私大トップに!【早稲田大学 09/06/15】

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 平成21年度 「グローバルCOEプログラム」において、本学から 1拠点が採択されました。

 本プログラムは、「21世紀COEプログラム」の基本的な考え方を継承しつつ、大学院の教育研究機能を一層充実・強化し、世界最高水準の研究基盤の下で 世界をリードする創造的な人材育成を図るため、国際的に卓越した教育研究拠点の形成を重点的に支援し、国際競争力のある大学づくりを推進することを目的と して、平成19年度から始まったプログラムです。
 今年度は「学際・複合・新領域」分野について公募が行われ、本学から下記の拠点が採択されました。

平成21年度 本学採択拠点

分野名学際・複合・新領域
拠点名アクティヴ・ライフを創出するスポーツ科学
拠点リーダー名彼末一之(スポーツ科学学術院教授)

 上記1拠点が加わったことにより、本学におけるグローバルCOEプログラム採択拠点数は8拠点(平成 19年度:4拠点、平成20年度:3拠点、平成21年度:1拠点)となり、私立大学の中で最多、国公私立大学全体でも6番目となっています。

2009年6月26日金曜日

野球部が第58回全日本大学野球選手権大会 優勝!【法政大学 09/06/15】

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6月14日(日)、第58回全日本大学野球選手権大会の決勝戦が明治神宮野球場で行われ、本学野球部は2時間の激戦の末、初の決勝進出を果たした富士大学を9回5対1で下し、14年ぶり8度目での優勝を果たし、大会最多優勝記録を更新しました。

5回に1点を先制されるも、三上朋也(経営学部2年)、二神一人(人間環境学部4年)の2投手が投げ継ぎ、粘り強く味方の反撃を待ちました。8回に満塁の チャンスを迎え、亀谷信吾選手(法学部4年)の犠飛で同点に追いつくと、9回に代打 大八木誠也選手(法学部3年)の適時二塁打、成田恭佑選手(経営学部 3年)の二塁打で4点を追加。その裏を二神選手が抑え、優勝が決まった瞬間、ベンチから選手たちが飛び出し、スタンドにつめかけた学生・卒業生などの応援 団からも歓声が上がり、オレンジのテープが舞いました。

金光興二監督は、「本当にうれしい。決勝戦の重圧で思うように試合を展開できなかったが、粘り強くチャンスを待つことができた。優勝という結果に選手に感 謝するばかり。また、オール法政の皆さんにも感謝したい。本当にありがとうございました」と、主将の石川修平選手(人間環境学部4年)は、「最高です。自 分たちの野球をやることができれば、負けるとは思わなかった。日本一を目指して頑張ってきたのでうれしい。メンバー以外の選手も支えてくれての日本一。全 員でよろこびたい」と試合後のインタビューでチームメイトと観客への感謝の言葉を述べました。

また、最高殊勲選手賞・最優秀投手賞に輝いたニ神選手は「一生懸命投げた。今日が最後の試合なので、東京六大学の代表として頑張ろうと思った。みんなで勝ち取った優勝。ともかく自分たちの野球をやろうと頑張った」と語りました。

本学からはほかにも、多木裕史(経営学部1年)選手が首位打者賞を授与されています。

現代心理学部の池谷薫特任教授、「日本エッセイスト・クラブ賞」受賞【立教大学 09/06/17】

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現代心理学部映像身体学科の池谷薫特任教授が、著書『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』で、第57回「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞。


日本エッセイスト・クラブは昭和26年に設立され、58年の歴史あるエッセイスト親睦団体です。
日本エッセイスト・クラブ賞は、新人エッセイストの発掘のために昭和27年に設けられ、わが国で最も権威ある文学賞の一つとなっています。
(日本エッセイスト・クラブ公式HPより)
なお、贈呈式は2009年7月8日(水)に東京・内幸町の日本記者クラブで行われる予定です。

■受賞作品:
『人間を撮る ドキュメンタリーがうまれる瞬間(とき)』(平凡社、2008年5月)

■受賞の言葉:池谷 薫特任教授(現代心理学部映像身体学科)
本職の書き手でない私がこのような立派な賞をもらっていいのか、驚きを通り越してひたすら恐縮しております。
本書は、ドキュメンタリーの現場で私が出会った人たちのことをつづったものですから、この賞は、どんなに困難に見舞われても精一杯に生き続ける彼らに与えられたものだと思っています。
映画は人間を撮るものです。その人間はとんでもなく面白い。
この本が、ドキュメンタリーを愛する多くの人に読まれることを願っています。

【理工学部】建築学科博士前期課程1年 亀田康全君(大河内研究室)が団地再生卒業設計賞を受賞!【明治大学 09/06/15】

建築学科博士前期課程1年 亀田康全君(大河内研究室)が,団地再生産業協議会が主催する「第6回団地再生卒業設計賞」において,「様相の明滅-敷地を建築にすることについて-」により,団地再生卒業設計賞を受賞しました。明治大学から同賞の受賞は初の快挙になります。

-第6回団地再生卒業設計賞-

主催:NPO団地再生研究会、団地再生産業協議会
協賛:旭化成ホームズ株式会社 YKK AP株式会社
審査:審査委員(敬称略)
   内田祥哉(東京大学名誉教授)
   大野秀敏(東京大学大学院教授)
   木下庸子(法政大学工学部教授)
   小嶋一浩(東京理科大学教授)

2009年6月20日土曜日

「2009世界学生環境サミット」に本学から学生2人が参加【北海道大学】

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持続可能な社会の実現に向けて世界29 カ国から80 人の学生が集う「2009 世界学生環境サミット」に,厳しい審査を通過した,以下の本学学生2 名が参加します。 当サミットは,6月24日(水)~28日(日)カナダヴィクトリア大学で開催されます。

世界学生環境サミットとは
第1 回目は,昨年7月の北海道・洞爺湖で開催された主要国首脳会議(G8 サミット)に先立ち,昨年6 月,世界11 カ国の学生が京都に集まり,持続可能な社会の実現に向けて議論を行いました。今回の開催は2回目となります。

今回の開催目的
昨年の世界学生環境サミットで掲げられた3つのC の原則(Create-創造,Conserve-全,Collaborate
-協力)に基づき,地域や世界レベルの解決策を盛り込んだ提言書を作成し,今年開催されるG8 サミット,国連気候変動枠組条約第15 回締約国会議(COP15)に提出される予定です。

基調講演者2007 年ノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)議長ラージェーンドラ・クマール・パチャウリー氏(ビデオ講演)ほか著名な環境・エネルギー専門家らが参加予定。

2009年6月14日日曜日

法政大学 EVENT INFO【09/06/10】

イノベーション・マネジメント研究センター第10回講演会「発展する中国の流通III」(7/2申込み締切り)

日 時 7月3日(金)14:00~17:35(13:30開場)
※入場無料、定員先着100名

場 所 法政大学市ケ谷キャンパスボアソナード・タワー26階スカイホール

主 催 法政大学イノベーション・マネジメント研究センター

プログラム 「発展する中国の流通3」
  • 【開会挨拶】 《司会》 矢作敏行所長
  • 【報告1】「中国の流通近代化と外資参入のインパクト」(鍾 淑玲氏)
  • 【報告2】「中国家電品流通の構造変化―国美と蘇寧」(関根 孝氏)
  • 【報告3】「中国乗用車市場におけるメーカーの販売チャネル政策―トヨタ自動車の合弁事業を中心に」(畢 滔滔氏)
  • 【報告4】「まとめ:中国の流通と日本企業」(矢作敏行)

  • ※各報告は日本語を使用し、報告40分・質疑10分の予定です。

慶応義塾大学 EVENT INFO【09/08/05】

大学説明会 in 大阪 大学説明会・キャンパスツアー(三田・日吉キャンパス)についてはこちら

8月5日(水)の申込を開始しました。

慶應大阪リバーサイドキャンパスで、入学センターによる説明会と、模擬授業、学生によるトークライブを開催します。
大学の概要を知るだけでなく、大学の授業を体験でき、在学生の生の声を聞くことのできる1日です。

開催日
場所 8月5日(水)
慶應大阪リバーサイドキャンパス
開催時間
(入場随時) 13:00~17:30
<主なプログラム>
・入学センター職員による大学説明 13:00~14:00
・学生によるトークライブ 14:10~14:30
・模擬授業(理系学部)<予定>14:40~15:40
・模擬授業(文系学部)<予定>15:50~16:50
・学生との自由懇談(随時)
・入学センター職員との個別進学相談(随時)

大学院メディアデザイン研究科がゴールドマン・サックス「10,000 Women(1万人の女性)」プログラムの日本初のパートナーに — クリエイティブ産業を通じた女性のエンパワメントに向けて —【慶応義塾大学】

2009年6月12日、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(以下、KMD)は、ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク(以下、GS)の推 進する、新興国を中心とした教育の機会に恵まれない女性に向けてビジネス・経営学の学習の機会を提供する「10,000 Women(1万人の女性)」プログラムの日本初のパートナーとなりました。8月10日~8月14日には、新興国の大学教員などが参加するトレーニングプ ログラムを実施します。

詳細ダウンロードはこちらから

早稲田大学 EVENT INFO【09/06/20】

ハリウッドVFX最新リポート&キャリア・プランニング・セミナー(6/20)のご案内

いまや、ハリウッドの映画産業に不可欠の存在となったCG(コンピュータグラフィックス)。ロボットや恐竜など現存しない物体を作るだけでなく、竜巻や洪 水などの自然現象や変化する天候など、撮影した映像を監督の思う通りに表現するための特殊視覚効果(Visual Effects=VFX)として、ハリウッドで製作される数多くの映画にCGが用いられています。
今回は、ハリウッド大手エフェクト部門で数多くの名作に携わる鍋 潤太郎氏を講師に迎え、最新の映画がどのようにして作られているのか、その舞台裏を映像を交えて詳しく解説していただきます。また、北米CGプロダクショ ンのプロデューサーとして人事採用に携わった経験を持つ溝口 稔和氏から、ハリウッドの現状やそこで働く際の注意点、採用担当者をその気にさせるコツなどをお話いただきます。
ハリウッド映画産業の最先端技術とキャリアプランニングに関するセミナーについて、現場の生の声が聞ける数少ないチャンスです。是非ご来場ください。

日時 2009年 6月20日(土) 13:00-14:30
会場 早稲田大学戸山(文学部)キャンパス 38号館AV教室
・東京メトロ東西線 早稲田駅 より徒歩5分
定員 230名 (満員になり次第終了)
申込方法 予約は必要ありません。当日、直接ご来場ください。
主催 早稲田大学川口芸術学校

東京大学 EVENT INFO

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第6回高校生のためのサイエンスカフェ本郷
日時:6月14日(日)13:00~17:00(12:30開場)
会場:理学部1号館2階小柴ホール 対象:高校生

2009年6月13日土曜日

立教大学 EVENT INFO【09/06/13】

異文化コミュニケーション研究科主催公開講演会
「エコロジーの視点からみた異文化コミュニケーション」

日時 2009年6月13日(土)16:45~18:15

場所 池袋キャンパス 8号館8101教室

講師 クレア・クラムシュ 氏(カリフォルニア大学バークレー校教授)
【講師略歴】
パリ 大学ソルボンヌ校卒。マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、コーネル大学客員教授を経て、1990年よりカリフォルニア大学バークレー校教授。アメリ カ応用言語学会会長、Applied Linguistics誌編集主幹などを歴任。ゲーテ賞(1998)、MLA賞(2000)などを受賞。著書、論文多数。

対象者 異文化コミュニケーション研究科学生、本学学生、教職員、校友、一般

内容 第6回立教・異文化コミュニケーション学会年次大会の基調講演として、外国語教育、国際理解教育分 野の第一人者であるカリフォルニア大学バークレー校のクレア・クラムシュ教授を招き、異文化リテラシーや異文化コミュニケーションへの新たな視点としてエ コロジーの観点から論じていただく。

受講料 無料

申込 不要

通訳 同時通訳あり
(同時通訳レシーバーは先着100名のみ貸出)
【通訳者】
水野 的(医学書院、異文化コミュニケーション研究科兼任講師)
渡辺 京子(会議通訳者、異文化コミュニケーション研究科博士後期課程修了生)

主催 異文化コミュニケーション研究科

共催 立教・異文化コミュニケーション学会

2009年6月11日木曜日

東京大学・京都大学合同 国際シンポジウム2009を開催しました。【京都大学】

 イノベーションの質が世界的に大きな構造変化を遂げ、また特許出願が量的に拡大している現代において、特許制度について各国とも制度改革と国際 協力の必要性が高まっています。こうした背景を踏まえ、東京大学と合同で「東京大学・京都大学合同 国際シンポジウム2009:イノベーションにおける競 争と協調 - 次世代の特許制度を考える -」を開催しました。約400人の参加者を迎え、熱気あふれるシンポジウムとなりました。

  オープニングではまず、主催者である京都大学を代表して松本紘京都大学総長の挨拶があり、伝統と革新の地である京都で開催する意義が述べられ、続いて東京 大学を代表して松本洋一郎 東京大学理事・副学長から、東京大学と京都大学が今後も協力していきたい、との濱田純一 東京大学総長のご挨拶が代読されました。また、ホストシティ挨拶として門川大作京都市長から本シンポジウムへの期待が寄せられました。

  本シンポジウムは3つのセッションと2つのパネルディスカッション、クロージングで構成され、様々な立場から多角的な視点での問題提起や分析の講演と意見 交換が行われました。約8時間に及ぶシンポジウムの最後には、「未来を創造する特許制度のための15の提言」が総括として参加者に共有され、京都大学総長 顧問・全国イノベーション推進機関ネットワーク協議会会長である堀場雅夫 株式会社堀場製作所最高顧問による人類の知とイノベーション、その成果としての特許についてのコメントで締めくくられました。

 シンポジウムに先立ち、松本総長を始め、鈴木隆史 特許庁長官や両大学の関係者、海外からのゲストスピーカーを交えた懇談の場も設けられ、本シンポジウムの経緯や趣旨の確認を行いました。

「留学促進共同プラットフォーム」形成に向けた4者連携事業共同研究に関する覚書を締結【明治大学】

 本学は6月11日、財団法人アジア学生文化協会、株式会社JTB法人東京および株式会社ベネッセコーポレーションの3者と、本学が推進する国際化拠点整備の取り組みを事業化するため、本学を含む4者が対等に協力・連携し、事業化のための共同研究を行うことを骨子とする『4者連携事業に向けての共同研究に関する覚書』を締結しました。

 共同研究の目的は、本学が目指す、わが国および世界の安定的発展を持続させるための国際社会に貢献する人材育成を、迅速かつ効果的に推進する戦略・方策等を4者が持つ経験・資産を活用し、構築するものです。

 具体的には、
 1)海外における留学生募集拠点の整備
 2)日本留学ポータルサイト等の効果的な広報・募集方法の検討
 3)Webによる出願・入試システムの基盤整備
 4)日本語教育
 5)受入れ環境整備
等です。

 共同研究の結果、事業化が可能となったものから順次、開発・公開し、本学のみならず日本中の大学が利用可能な共同基盤「留学促進共同プラットフォーム(仮称)」として共同利用を呼びかけていく計画です

2009年6月5日金曜日

野球部の六大学野球春季優勝を祝して、パレードを実施しましたしています【法政大学】

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5月23日(日)に明治大学に勝利し、見事東京六大学野球春季リーグ戦の優勝を飾り、6季ぶり43度目の優勝を果たした野球部の活躍を祝して、6月4日(木)、午後5時30分よりパレードを行いました。

応援団の旗を先頭に、パレードは外堀通りから神楽坂、そして飯田橋へ。特に地元神楽坂商店街では、たくさんの商店街の方たちが法政の旗を振り、通勤や買物帰りの人たちも足を止めて応援してくれました。

パレード終了後には、外濠校舎6階の薩埵ホールで祝賀会が行われ、詰めかけたたくさんの学生や保護者、OB、教職員らが野球部の優勝を祝いました。

2009年6月1日月曜日

フェルミガンマ線宇宙望遠鏡が、新種の「ガンマ線銀河」を発見 ―早稲田大・広島大・JAXA・東工大・東京大・名古屋大 共同研究【早稲田大学】

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早稲田大学理工学術院の片岡淳准教授と、広島大・東工大・JAXAの研究グループは、米国NASAをはじめとする国際共同研究により、新種の「ガンマ線銀 河」を2つ発見しました。ガンマ線は極端に波長の短い電磁波の一種で、我々の目で見える可視光の約10億倍の高いエネルギーをもちます。このような高エネ ルギーで宇宙を観測することはこれまで困難でしたが、昨年6月に打ち上げられたフェルミガンマ線宇宙望遠鏡の活躍で、激動する宇宙の姿が続々と明らかにな りつつあります。今回の「ガンマ線銀河」も、従来よりも数十倍深い全天探査で初めて見えてきた天体です。われわれの銀河系を含め、多くの銀河中心には太陽 の100万倍を超えるブラックホールが存在すると考えられます。

銀河からのガンマ線は、ブラックホールに落ち込んだ物質が何らかの作用で光速に近い粒子ビームを生成し、そのビームが我々の視線方向を向くという、極めて 稀な状況でのみ観測されると考えられてきました。しかしながら、今回発見された2つの銀河は (1)そもそも強い粒子ビームを持たない(PMN J0948+022)、あるいは(2)ビームが視線方向から大きくずれており(NGC1275)、その意味では「ありふれた」銀河です。とくに、今回初め てガンマ線放射が見つかったNGC1275は非常に明るく、もし同じ明るさを保っていれば、過去のコンプトン衛星(1991-2000年)でも十分検出で きたはずです。これは粒子ビームが10年ほどの時間スケールで新たに生成・消滅することを示唆します。新種のガンマ線銀河の発見によりフェルミガンマ線宇 宙望遠鏡は天文学の新しい窓を開いたと言えるでしょう。

なお、この成果は “NASA'S FERMI Finds Gamma-ray Galaxy Surprises” (NASAのフェルミ衛星による、新種ガンマ線銀河の思いがけない発見)として、NASA ウェブサイトに掲載されています。

◆フェルミガンマ線宇宙望遠鏡日本チーム

広島大学大杉 節(代表)、深澤 泰司、水野 恒史、片桐 秀明、高橋 弘充、山崎 了
早稲田大学片岡 淳
JAXA/ISAS高橋 忠幸、尾崎 正伸、佐藤 理江、大野 雅功、田中 康之
東京工業大学河合 誠之、中森 健之
東京大学牧島 一夫
名古屋大学福井 康雄、山本 宏昭

◆日本Fermiガンマ線宇宙望遠鏡 web page
http://www-heaf.hepl.hiroshima-u.ac.jp/glast/glast-j.html

◆NASA “Web Feature” 及び関連論文概要

参考論文1 Fermi discovery of Gamma-ray Emission from NGC1275
(フェルミ衛星によるNGC1275からのガンマ線放射の発見)
論文責任者: 片岡 淳 (早稲田大学)
米国アストロ・フィジカルジャーナル誌, 7月1日号に掲載予定
参考論文2 Fermi/LAT discovery of Gamma-ray Emission from a Relativistic
Jet in the Narrow-line Quasar PMN J0948+022
論文責任者: Luigi Foschini (イタリア・Brera観測所)
米国アストロ・フィジカルジャーナル誌に掲載予定 (刊号未定)

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図1: 活動銀河中心核の想像図。巨大ブラックホールに落ち込んだ物質から超高速の粒子ビームが生成され、加速された粒子からガンマ線が放射される
日本が開発に大きく貢献したフェルミガンマ線宇宙望遠鏡(以下、フェルミ衛星)が、これまで知られていなかった新種の「ガンマ線銀河」を2つも発見しまし た。フェルミガンマ線宇宙望遠鏡は日本・米国・イタリア・フランス・スエーデンの国際共同開発により昨年6月に打ち上げられた国際天文衛星で、先代のコン プトン衛星(1991年~2000年)より数十倍優れた感度で、全天をくまなくサーベイ観測しています。

これまでコンプトン衛星により、数十個の銀河が強いガンマ線を出すことが知られてきました。これらは活動銀河と呼ばれ、中心に太陽の100万倍を 優に超える巨大なブラックホールをもつと考えられています。ブラックホールに落ち込む物質が何らかの作用で光速に近い“粒子ビーム”として噴出し(図 1)、そのビームがちょうど我々の視線方向を向いているとき、放射がドップラー効果により強められて観測されます。このような特異な状況はブレーザー天体 と呼ばれる活動銀河で実際に起こり、ガンマ線を出す銀河は殆ど例外なくブレーザーと信じられてきました。これに対し、セイファート銀河と呼ばれる活動銀河 は、ブラックホール近傍のガスの運動で様々な輝線を出すものの、ビームからの強い放射は観測されません。今回ガンマ線放射が発見されたPMN J0948+022(図2)は六分儀座にあり、距離にして55億光年も離れた遠方の活動銀河(クェーサー)です。スペクトルは典型的なセイファート銀河に 分類され、幅の狭い輝線はブラックホール近傍をガスがゆっくり運動していることを示します。つまり、高速な粒子ビームの存在とは矛盾します。

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図2: 活動銀河 PMN J0948+022 (中心)からのガンマ線放射。中心ブラックホールから高速な粒子ビームが放出されている確かな証拠。このクェーサーは55億光年遠方にあり六分儀座に位置する。
図3:フェルミ衛星が初めてとらえた活動銀河 NGC1275からのガンマ線放射(中心)。NGC1275は2.3億光年離れたペルセウス銀河団の中心銀河であるが、コンプトン衛星では検出できなかっ た。フェルミ衛星の観測までの約10年の間に、粒子ビームが著しく増強したと考えられる。

しかしながら、PMN J0948は電波で強く、激しい変動を示すことが知られており、天体の根元には強い粒子ビームが隠されていることが示唆されてきました。今回のフェルミ衛 星の発見はガンマ線を出す「隠れた」粒子ビームの存在を明らかにし、様々な活動銀河を統一的に扱う意味でも重要な発見となります。本論文はイタリアチーム が主導し、日本のフェルミ衛星チームもデータ解析で大きな貢献をしています。

フェルミ衛星のさらなる快挙として、NGC1275 からのガンマ線放射の発見が挙げられます。NGC1275 はPMN J0948よりはるかに近傍、2.3億光年はなれたところにあるセイファート銀河で、中心には超巨大ブラックホールがあると考えられています。この天体は 有名なペルセウス銀河団の中心に位置し、電波でもっとも明るく活動性の激しい天体の一つです。電波での活動性は、やはり粒子ビームの存在を示唆しますが、 ビームの方向は我々の視線方向から約40°もずれており、ブレーザーとは全く状況が異なります。さらに興味深いのは、この天体がコンプトン衛星ではまった く検出されなかったにもかかわらず、フェルミ衛星の観測では明るく輝いていたことです。この明るさであれば、コンプトン衛星でも十分検出できたはずで、実 際フェルミ衛星の観測した明るさは、コンプトン衛星の与えた検出上限値の7倍以上にもなります。つまり、二つの観測が行われた約10年の間に、粒子ビーム が新たに生成ないしは大きく増強されたに違いありません。変動の時間スケールから放射領域の大きさを見積もることができます。放射領域の大きさは、すくな くとも3光年より小さくなくてはならず、ガンマ線がブラックホールのごく近傍から選択的に生成・放射されることを、初めて確認できました。フェルミ衛星 チームは、今後もNGC1275のガンマ線強度をモニターし、さらなる変化を追跡する予定です。本論文は日本の早稲田大学・広島大学を中心とするチームが 主導し、データ解析・論文執筆まですべてを一貫して行いました。フェルミ衛星チーム内でも高い評価を得ています。